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白髪染めは明るくできないと言われる理由☆
こんにちは!
いつもブログをご覧頂きありがとうございます!
前回はファッションカラーについて書かせて頂きましたが、今回は白髪染めについて書いてみようと思います(^^)
今までに白髪染めをされたことのある方は経験していたり、もしくは耳にしたことがあるかもしれませんが、
『白髪染めは明るく出来ない』、や『白髪染めは暗くなる』ということを美容師に言われたことはありませんか??
どうして白髪染めのカラーをすると明るくできなかったり、暗めになりやすいのか、、、、、
その理由までご存知の方は少ないかと思います!
今日はそのことについて解説致します(*^^*)
先ず初めに知るべきことは、白髪染めカラーはファッションカラーに比べて染料(髪に入る色)が濃いこと!!
そしてその濃い染料のほとんどが茶色だということ。
ファッションカラーは赤、青、緑、ピンク、等々の鮮明な色味が入っているのに対し、
白髪染めはほぼ茶色をベースにほんのり色味がある感じで出来上がっています。
例:
8レベルのアッシュ(ファッションカラー) → 色味は青やグレイ
8レベルのアッシュ(白髪染めカラー) → 茶色+ほんのり青やグレイ
さて、上記を大前提として本題に入ります!
ここから少し話がややこしくなるので、ゆっくりと進めていきたいと思います(^^;
白髪染めは茶色が濃いとは言ったものの、『白髪染めで明るく出来ない』、『暗く仕上がる』原因はこれだけではございません
実はもう一つとても大切な要因がございます!!
それは『白髪の割合』です!
どのくらい白髪があるのか??、ということが明るさをコントロールする上で非常に大切になるのです
極端な2つのパターンでご説明します!
①白髪が8割、黒髪が2割 (ほとんどが白髪の場合)
明るくデザインすることは比較的簡単に行えます。
12~13レベルくらいまでであれば、あまり髪に負担をかけずに仕上げることも可能。
②黒髪が8割、白髪が2割 (ほとんどが黒髪にパラパラ白髪が混ざっている場合)
明るくしずらく、仕上がりも暗めになりやすいです。
明るめにしても7~8レベルくらいに仕上がることが多い。
どうして上記のようなことが起こるのか、、、、、
【①の場合】
白髪は黒髪と比較すると、白と黒で真逆の色。実は白髪は最も明るい髪色としても捉えることができるのです(´゚д゚`)(考え方としてですが、、、)
白髪がほとんどを占める場合は白髪染めカラーを使うものの、少し暗くする(やや薄めの茶色)イメージで染めれば簡単に明るい髪色に仕上がります。
ブリーチでかなり明るい状態の髪にほんのり茶色を入れているようなイメージがわかりやすいでしょうか??
※あくまでイメージのため白髪とブリーチした髪の発色は異なります
【②の場合】
黒髪が多い状態で白髪を染めていく場合、黒髪の方が割合が多いため、白髪が染まった(黒髪を染め
た時と同じような状態になった)と思って頂くためにはある程度濃い茶色を入れる必要があります。
白髪についてはカラー剤が白髪に合わせてできているため特に問題なく染まるのですが、
黒髪部分はというと、明るめのカラーを目指す時には白髪には反してメラニンを削っていく必要が
あるですが、明るくはなるものの白髪に入る染料(濃い茶色)も同時に入るため、
『黒髪が明るくなってできた地毛の茶色 + 白髪を染めるために入っていく濃い茶色』
という状態になり、仕上がりとしては、地毛の茶色に濃い茶色が加わる & その割合がが多い、
ため比較的暗めに見えてしまう、という仕組みなのです(^^;
わかりやすく説明するために白髪と黒髪の割合を極端にしましたが、お客様により割合は様々で
白髪が気になってきている頃、というのは基本的には黒髪が多い状態であるため、
『白髪染めは明るく出来ない』、や『白髪染めは暗く仕上がりやすい』という説明になる、
ということなのです!
今回は白髪染めカラーだと明るくしづらい理由について記載しましたが、
白髪を染めながら明るいカラーはできない!、というわけではございませんので誤解の無いようにお願い致します!
白髪をきれいに染めながら明るめのカラーを楽しむ方法もたくさんございますのでそういったデザインをお求めの場合は、是非当店にご相談ください(^^)
カウンセリング重視でダメージヘアを髪質をコントロールし改善するプライベート美容室nest (ネスト)
大阪府大阪市北区山崎町1-13 IBビル3F
(nest) 2022年6月16日 14:09